あなたは自分のことを時間管理が下手だなーなんて思いますか?
僕は今まで、「自称」時間管理が下手だと言う方と何人もお話ししてきましたが・・・
その原因は実は、時間管理が下手なんじゃないんです。
理由は1つ。
「決めていない」
ということだけです。
例えば、優先順位付けが下手な人。
それは、ただ目の前のタスクを
「これは優先度が高いかな?低いかな?」
と考えているので、日によって優先順位が変わりますよね?
何を基準として優先度を付けるのか?
ということを決めていない。
自分はどんな目標を実現するために、今日の行動を選択するのか?を決めていないんです。
また、目の前に起きる事象にすべて対応し、受け入れるのは、自分にとって何が大事で何が必要ないかを決めていないからです。
曖昧なままでいると、時間がいくらあっても足りない。
そんな理由で、時間管理が下手だと思ってしまうんですね。
秘訣は?
スモールビジネス経営者は、ビジネスとプライベートの時間管理が難しいと言いますが、それも「決めていないから」なんですね。
いつ、どういうアイデンティティを自分で持つか?
それを決めていないと、ビジネスもプライベートも境界線無く、グラデーションがかかってしまうんですね。
時間管理が下手だと思うならば、まずは自分の目標を決めてその達成を最優先とすることを決めましょう。
でも、決めると言っても、決めること自体が不安、確信がないことだらけで「そうは言っても決められないんです」という方も多いと思います。
そんな場合の秘訣!
「完全な決定でなくてもいい」ということです。
ひとまず、仮に決める。
仮に決めて行動して、違うなと思ったら、どんどん変えればいい。
そうすると、そういう仮決定を何度も繰り返した後のかなーり時間が経った時かもしれませんけど、確信を持った決定ができる時が必ず来ます。
そうするとですね、これは不思議なのですが、自分には関係のないもの、仕事、タスクが減っていくので、管理すべき対象のものも減っていき、最終的に
「時間管理が上手になる」
というか、
「時間が余るので時間管理に四苦八苦しなくて済む」
という状態になります。
なので、最初はどういう形でもいいので、無理やり決めていきましょう。