クライアントからよく相談されるのは、自分のビジネスをどう継続的に利益が入るモデルにできるか?ということです。
僕もエグゼタイムを最大化するためには、売り切り単発商品よりもストックビジネスなどの継続的利益モデルが絶対的に必要だと考えているのですが、でも、お話を伺っていると、残念ながら視点として抜けている大事なポイントがあります。
それは、間違った問いをしていることです。
その間違った問いとは
「どうすれば自分の商品・サービスを継続課金サービスに変えられるか?」
という問いです。
なぜそれが間違いなのか?と言うと、ストックビジネスは「継続課金」というイメージが先行しがちですが、「継続課金」はただの課金モデルでしかないんですね。
ストックビジネスの本質は「継続的価値の提供」
ストックビジネスの本質は「継続的価値の提供」にあります。
そう、おわかりだと思いますが、「どうすれば継続的にお金をもえるか?」の前に「継続的にどのような価値を与えられるか?」の問いが先ですし、重要なのです。
ですので、継続的価値が提供できていないただの継続課金は、ストックビジネスとして継続性がない、という言葉遊びみたいな結論になりますw
サブスクリプションサービスも同じく、こちらも「継続的価値の提供」ができていなければ成り立たないのです。
さて、では「継続的な価値提供」とは、どのようなものになるでしょうか?
あなたが提供しているもの、提供している価値をここで考えてみてください。
・ホームページ制作屋さんだとしたら?
・床屋さんだとしたら?
・マーケティングコンサル屋さんだとしたら?
・経営コンサル屋さんだとしたら?
・不動産屋さんだとしたら?
・士業さんだとしたら?
・塾やスクール屋さんだとしたら?
・セラピスト、コーチだとしたら?
・整体、整骨院だとしたら?
・建設業だとしたら?
・スピリチュアル屋さんだとしたら?
・出版屋さんだとしたら?
どのような価値を提供しているでしょうか?
・ホームページを提供する価値
・髪の毛を切る価値
・マーケティングメソッドを伝える価値
というような、「サービスそのもの」を提供している価値として定義されるのでしたら、
「お腹が空いている人にご飯食べさせる。」
というような目の前の問題を解決するだけのサービスになって、時間軸の身近い価値提供になる。
つまり、継続的価値提供になりにくい。
よって、継続的課金ビジネスにはなりにくい。
という話です。
次回に続きます