ここで必要なのは、あなたのビジネスの再定義なんですね。

なんのためのビジネスなのか?

それは文字通り「なんのために?」という質問を繰り返すといいです。

シンプルにわかりやすい例でご説明しましょう。

例えば、あなたのビジネスが

水の宅配屋さん

だとしましょう。

これは一般的には継続課金ビジネスだと思います。

でも、「あなたは何を売っているのですか?」という質問に対して

「私は、水を売っています」

という回答ならば、それは継続的価値提供モデルではないので、一見「継続課金に見えるビジネス」(契約形態に守られただけのビジネス)という話になります。

たまたま継続してくれるもの、ということです。

では、質問していきましょう。

それはなんのために?
→ 美味しくて体に良いお水をいつも飲んでいただくためです

それはなんのために?
→ 良いお水を飲んでいると、料理も美味しく、また体にもよく血液もキレイになるからです

それはなんのために?
→ これから人生100年時代、健康で長生きして、笑顔の家庭を作っていただきたいからです。

ここまで来ると

「水を売る」<–>「水を飲む」

という時間軸の短い、継続的価値が薄いビジネスだったものが

「健康で長生きして、笑顔の家庭を作ってもらう」<–>「健康のために、良い水を家族で飲み続ける」

という供給とニーズが、時間軸の長い継続的価値提供ビジネスになります。

上記は非常に単純化したシンプルな例ですし、ここでは薬事法的な表現方法の云々の議論は置いておいて、
なんのために?を繰り返して、どれほど時間軸の長い価値提供になるのか?を考えていくと
それが「継続的に利益が入るモデル」の種になる例として受け取ってください。

目的が変わると売り物も増える

目的が変わってくると

目的:水を売る
手段:水を売る

から

目的:健康で長生きして、笑顔の家庭を作ってもらう
手段:水を売る、サプリを売る、健康グッズを売る、、、

などの同じ目的からの商品ラインナップが増える=より継続的価値の提供が伸びる・増える

という状況にもなります。

これを読んでくださっているあなたも、継続課金ビジネスを作りたいなと考えているようでしたら、ぜひ自分に問いかけてください。

「自分のビジネスはなんのためのビジネスなのだろうか?」

と。