日本はこれからより成長・発展していくか?
高度成長期を過ぎ、先進国になってしまった日本にこれからのさらなる成長・発展が期待できるのか?
というと、労働人口の減少という面から考えても大いに「?」のマークが浮かびます。
国の成長を考える時に、経済の発達と文化の発達という2軸が必要ですが、先進国はその経済・文化両面から発達しきった状態という面から考えても、やはり疑問です。
でも、その先進国の日本にいる、僕たちスモールビジネス経営としての会社は経済も文化も発達しきった先進会社か?
というとそんなことはありませんよね。
発展途上の会社だと思います。
では、発展途上国が成長をする場合、経済と文化の発達のための鍵となるものはなんでしょうか?
その礎となるものは「国民の教育」です。
戦後の日本がまさにそうだったですし、今の発展途上国が実際にそうです。
ちなみに、昼間働いている子どもたちが、夜勉強ができるように必要なのはなんだと思いますか?
それは、
「電気」
なんですね。
電気があれば日が暮れても勉強ができます。
そして電気を作るためには発電機が必要ですが、発電機を動かすにはお金が必要。
つまり経済を発達させないといけません。
でも、そのためにはやはり
「教育」
が必要になります。
堂々巡りですが、発展途上国が発展するためには
「経済の発達と文化の発達」
が必要であり、経済が厳しい中においてもなんとしても「教育」を受けさせる。
この努力がとても大事になります。
スモールビジネスの発展のためには
同様に、スモールビジネス企業が発展するためには、経済(利益)の発達と、文化(企業文化・仕組み)の発達が必要でありそのためには「教育」が大事です。
誰の教育でしょうか?
当然社長の、つまりあなた自身の教育が一番なのは言うまでもありません。
ただ、「発展」という意味ではそれをサポートする社員やスタッフの教育が大事です。
でも、教育にはお金と時間と労務がかかりますよね。
色々なリソースの投入が必要なのですが、教育をただの「ノウハウの勉強」「コンテンツ購入」だけで済ませてしまうと、それは投資ではなく消費・浪費になってしまう可能性があると思います。
「教育」の目的は、身体化・習慣化してしっかりと継続して成果を出すことです。
そして、スモールビジネスの成果とはそういう消費的お勉強で得られたものではなくて、ビジョン・価値提供を実現するための実際の継続的な活動の先に結果を出すことで手に入れるものです。
ですので、そのための教育は、
に必要なものに集中して継続して行うこと。
それが、より突き抜けた強い会社を作るための「教育指針」になると思います。
その目的を、勉強する側も意識しておくことが大事ですね。