今日は、僕が10年以上前に師匠から教わり、ずっと続けている目標達成法の3回目です。
【前回の記事はこちら】
淡々と次々に「目標を達成」する方法-1
淡々と次々に「目標を達成」する方法-2
スピリチュアル本だけではない
こういう話は、数多くのスピリチュアル本で紹介されています。
小さな目標
・リアリティトランサーフィン
・思考は現実化する
・決めた未来しか実現しない
スピリチュアル本で紹介されているのは自然ですよね。
しかし、2001年出版にも関わらず、経営者の推薦本や、Amazon経営本ランキングで、未だにトップに君臨する、この書籍の中にも、実は似たようなことが書かれています。
→https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/515838
ビジョナリー・カンパニー2 – 飛躍の法則
ジム・コリンズ 著 日経BP
その一節を抜粋します。
==抜粋:ここから==============
ベトナム戦争の最盛期に「ハノイ・ヒルトン」と呼ばれた捕虜収容所で、最高位のアメリカ軍人だった人物、ジム・ストックデール将軍。
1965年から73年まで8年間も捕虜として生活をし、20回以上にわたって拷問を受け、捕虜が持つ権利を認められず、釈放されるかどうかも分からないまま、家族に再び会えるかどうかも分からない状態で生き抜いた人です。
彼はのちに、生き残った秘訣をこのように語っています。
「わたしは自分に訪れる結末について、確信を持っていた。
ここから出られるだけでなく、最後にはきっと勝利を収めて、この経験を人生の決定的な出来事にし、あれほど貴重な体験はなかったと語れるようにすると」
逆に「その状況に耐えられなかったのは、どういう人でしたか」という問いに対する彼の答えは、
「それは簡単に答えられる。楽観主義者だ」
彼はさらに、
「そう、クリスマスまでには出られると孝える人たちだ。
クリスマスが近づき、そして終わる。
そうすると、復活祭までには出られると考える。
そして復活祭が近づき、終わる。
次は感謝祭、そして次はまたクリスマス。
そして、失望だらけの中、死んでいく」
と続けました。
「これはきわめて重要な教訓だ。
最後には必ず勝つという確信、これを失ったら終わりだ。
しかし、この確信と、それがどんなものであるとしても、自分がおかれている現実の中で一番厳しい事実を直視する規律とを同じように思ってはいけない」
==抜粋:ここまで==============
著者のジム・コリンズは、このようにまとめています。
「最後にはかならず勝つという確信、これを失ってはいけない。
だがこの確信と、それがどんなものであれ、自分がおかれている現実のなかでもっとも厳しい事実を直視する規律とを混同してはいけない」
目標を達成する意図
そして、その途中でどんな厳しい現実が起きようと、感情に支配されず、ただ、行動する意思を持つこと。
この目標達成法は10年前、僕が半信半疑で始めて、今は確信に変わっています。
ぜひあなたも半信半疑で鵜呑みにしてやってみてください。
そう、何が起きようとも淡々と。