今日は、僕が10年以上前に師匠から教わり、ずっと続けている目標達成法の2回目です。
【前回の記事はこちら】
淡々と次々に「目標を達成」する方法-1
最大の壁
しかし、ここに一番大きな乗り越えられない壁があるのです。
それは、人間は絶対に「感情の揺れ」があるということ。
何かの出来事が起きた瞬間に感じる「一次感情」は決して制御することはできないのです。
LINEチェックしようと思ったのにバッテリー切れていたら「イラッ」としますでしょ?
この瞬間の「イラッ」を始めとする、瞬間的な「喜怒哀楽の感情」(一次感情)は制御できない。
「あなたの感情」は「あなた」ではないので、制御はできないのです。
ここが最大の分かれ目
でも、その後に継続する「二次感情」は制御することができるのです。
これを制御できるかどうか?で、あなたの思い描く未来をスムーズに作れるかどうかが変わってくる。
イラッとさせようとする外的要因→一次感情「イラッ」→二次感情「イライライライラ・・・」
ではなく
↓
イラッとさせようとする外的要因→一次感情「イラッ」→二次感情「ふ〜ん(淡々と)・・・」
このように修正することができるかどうか?
それがあなたが乗り越えるべき最大の壁なんですね。
意図と意思の間に感情を入れるな
つまり
【達成する意図】→【行動する意思】→目標達成
の矢印の間に【プロセス上に起きる出来事への感情】を入れ続けると、目標達成へのスピードが遅くなる、もしくは止まる。という話です。
潜在意識的な話をすると、感情エネルギーの大きさが、自分の求めているものを表明することになるので、その感情をさらに増幅するようなことがおきます。
「なんでうまくいかないんだ!」→「うまくいかない!」という感情を増幅させるためにもっとうまくいかないことがおきる
「絶対に成功したい!」→「成功したい!」という感情を増幅させるために「成功していない状況」を維持する
「あいつはうまくいって羨ましい。自分もそうなりたい」→「自分もそうなりたい」という感情を増幅させるために「もっとあいつがうまくいく」ことが起きる
目標達成プロセスで最も危険な場所は、あなたの感情が住む場所なのです。
実はその「感情」が目標達成プロセスにおけるあなたが戦うべきラスボスであり、最大の試練です。
自分が決めた目標が、今の自分とは遠いところにあればあるほど、このプロセスで、おびただしい「感情を動かそうとする」敵が出現します。
「ほら、うまくいかないでしょ〜、どう?悔しいでしょ〜、腹立つでしょ〜」
そういう感情を引き出そうとする、思いもよらないことがたくさん起きるでしょう。
その度に、感情的になっていれば
【ずっと、その場所に固定させられる】
ことが続きます。
でも、その度に、二次感情を「淡々と・・・」を繰り返していけば、そういう敵も消えていき、そこで消費されなかったエネルギーが、あなたが決めた目標に合わせて、環境を調節してくれるエネルギーに転換されていき、目標達成スピードが早くなります。
最初は淡々とできないことが多く打ちのめされても、そのたびに復活して、淡々とを繰り返していくといつのまにか自然に淡々とできる。
そうすると、あなたの目標のレベルによってそのスピードは違いますが、「そろそろランチに行こうかな」という気楽な気分で、自分の目標が手に入るでしょう。