以前、初の金時山登山にチャレンジしました。

想像以上に大変で、途中心が折れそうになりましたが、なんとか登り切ることができました。

と言っても、実際はビギナーコースということで、経験者には良い練習コース程度の登山なのだと思いますw

経験者でもある日本アントレプレナー学会の清水さんと一緒に登りましたが、清水さんがいてくれたから迷わずに登ることができました。

また、もうお一方、登山用具や事前の体力づくりの仕方などを教えてくださった方もいて、回り道すること無く万全の準備で挑むことができました。

こういう周りの方の協力がなかったら、事前準備〜当日まで迷わずにチャレンジできることがなかったと思います。

普通、自分でネットで調べたとしても、本当にそうかな?他にもっと良い情報はないかな?と疑念を持って、色々と調べて、余計わからなくなるというループに陥るのですが、信頼おける経験者のアドバイスならば、疑念を持たず、確信して一直線に行動ができるなと思いました。

人の力を借りまくり

これは、経営においても同じだと思いますし、僕のスタイルはまさに「人の力を借りまくり」のスタイルです。

人の力を借りまくる
人のふんどしを借りまくる。

その代わり、
僕の力を貸しまくる
僕のふんどしを貸しまくる

です。

もちろんただ誰彼構わずに借りまくり、貸しまくるわけではなく、お互い信頼がおける者同士であるという前提があります。

そういう信頼関係がある場合に、貸したものは忘れますが、借りたものはそれ以上のモノコトが相手に返るように意識して行動しています。

例えば、お客さんをご紹介していただいたら、紹介してくださった方が「勝亦に紹介してよかった」と思ってもらえるように、全力でお客さんに対応して満足していただくなど。

相手のリソースを使ったら、使ったもの以上のものが返るように努力します。

相互依存へ成長させる

7つの習慣という本の中で「相互依存」という概念が出てくるのですがご存知でしょうか?

人の成長過程として、「依存→自立→相互依存」という3段階があるという説明がされています。

「依存」は、自分以外の人・モノに頼り切っている状態

「自立」は、人・モノに頼ることなく、心身、経済的にも独立できている状態

そして

「相互依存」は、「自立」状態にあるお互いが、協力しあい、1+1=2以上の価値を生む状態

です。

「依存」状態のままで、ずっと人の力を借りまくるのは、ただの「クレクレ星人」です。

自分の存在を維持するために人のエネルギーを奪って、周りを疲弊させる人でしかありません。

その状態のままだと、人に力を貸しまくることもできないでしょう。

そうではなく、「依存→自立→相互依存」の成長段階において
ある面においては、人の力を借りまくって相互依存状態にまで高め、
ある面においては、人に力を貸しまくって相互依存状態にまで高める、
そんなエネルギー循環ができると、全体の成長が早まると思います。

それぞれが「得意」なことで助け合う。

そして、経営者は「エグゼタイム」で人を助けるのです。

自分の得意で一番大きな価値を生む「エグゼタイム」で、人やお客さんを助ける。

僕が推奨するエグゼタイム仕組み経営で言うと、

外注さんの力を借りまくって、自分のエグゼタイムで力を貸しまくって、会社とお客さん(市場)にエネルギーを循環しまくる。

そんな経営スタイルで成長していくと、みんなが幸せになると思っています。